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レコードプレス日記 その2

レコードプレス日記第2段です。

発注する業者も決まったので、メールでのやりとりがはじまりました。
会社によっては、注文書を出さなきゃいけないところもあるようですが
palomino recordsは全てメールでのやりとりだけでOKでした。
楽だけどなんかあった時にちょっと心配だなぁという感じでした。

実際はこんな感じで作業が進んでいきました。

1:音源等の送付

「そちらで7インチのプレスお願いしたいんですけど、まず何をすればいいですか?」
ってのを聞いてみました。

まずは音源とレーベルのデザインを送ってくれということでした。
提出はCD-R郵送かネット経由で送ってくれとのこと。
CD-Rだとお金も時間もかかるのでネット経由で渡すことにして、相手に教えてもらった
オンラインストレージサービスのサイト経由で相手にダウンロードしてもらいました。

2:前金の支払い

相手にファイルを確認してもらい問題なしいうことだったので前金を支払いました。
前金は支払い総額の約半額。

支払いはペイパル経由で行いました。

3:テストカット
通常だと、前金を支払うとテストプレスを送ってもらうんですが、
Palomino Recordsさんはテストカットというのをやってくれます。
テストプレスの前に一枚刷ってくれて、ターンテーブルで再生したものをmp3にして送ってくれました。
送ってもらったmp3をメンバーに確認してもらってOKが出たので、次はテストプレスに移ります。

長くなってきたので今回はこのあたりで。

レコード到着!!

以前から告知してるFreedom Ensemble初の7インチ。
お待たせしました!!本日、ついに到着です。
5月13日の吉祥寺曼荼羅でのライブには持っていけると思います。
ホームページ経由で予約してくれた方にも来週には発送、レコード店にも近々入荷となると思います。

 

そんなわけで何回かに分けて、レコードプレスについていろいろ書いてみる予定です。
これから自分たちでプレス依頼までやってみたいという方は参考にしてみてください。

実はレコーディングの直後からレコードプレスに向けていろいろ動いてました。
日本でもプレス代行業者はあるけど、だいたいがアメリカの工場に発注しています。
それなら、直接頼めるだろうし、その方が安くできるんじゃね?
ということで、まずは海外のプレス工場を探しました。

で、行きついたのがプレス工場のリンク集
アメリカやヨーロッパが多いですね。
http://www.totalsonic.net/vinylplants.htm
http://monoequipped.wordpress.com/vinyl-pressing-plants/

紹介されているところを見比べてみると大体の相場がわかってくると思います。

この中から、条件のよさそうなところにいくつかメールしてみました。
プレスの値段はだいたいHPで確認できるので
・日本への発送が可能か?
・送料はいくらかかるか?
・納期はどれくらいか?
を確認しました。

送料は各社結構差があるので、要注意です。
プレス代が安くても、送料が高いという場合もあります。
問い合わせた中でも送料で200ドルほど開きがありました。

その中から、価格等を考慮して選んだのが
Palomino Records Pressingです。

ネット黎明期の個人ページのような手作り感満載のページです。
少人数で運営しているようで、日本でいえば町工場みたいな感じなんだと思います。
でも、地元メディアに取材されてたり、
プレス現場をyoutubeでアップしてたり(それを見たDrのすすむ工場長も太鼓判)、
Facebookでも評判良さそうなのでここに決めました。

この後、実際にやりとりが始まりました。
今回はこのあたりで。
次は実際の流れを書いていきたいと思います。